About

Mission

伝統工芸の未来を書き換える

日本にある伝統工芸の多くが斜陽産業と言われています。
技術の喪失・人材不足・変化する需要・価格圧力など様々な課題を抱えている中で
衰退していく未来ではなく
ふたたび日本の文化を彩る産業になる未来へと
私たちは書き換えていきます。

Corporate Philosophy

現代に埋もれている不変かつ普遍的な価値を見出す

Dodici(ドーディチ)はイタリア語で「12」を意味します。

私たちの世界において「12」という数字はあらゆるところに溢れています。
1年は「12」ヶ月。
時計は「12」時間で一周。
星座、干支は「12」。
1ダースは「12」単位。
音楽は「12」平均律。
仏教の「12」因縁。
キリストの「12」教徒。
日本の伝統衣装「12」単衣。

全てをあげるときりがないほど「12」に関係するものは
私たちの生活、文化、歴史の中に根付いています。
大昔の国や文明同士が交流をする以前から
さまざまなところで「12」を基盤とした人々の暮らしが営まれていたことを思うと
この数字にロマンさえ感じます。

あらゆるものが次々と生まれては消えていくこの世の中で
「12」の数字のような
長い年月の中で変わらない、変わってはいけない不変かつ普遍的な価値を見出し、
それを今の時代に寄り添う形で再提案し、世の中に提供していきます。

Logo

ローマ数字の12「XII」と漢数字の12「十二」を組み合わせています。
イタリアと日本の文化をベースに展開していく弊社を表現しました。

Services

DtoC事業

・使われなくなった
・作られなくなった
・着られなくなった
“れなくなった”素材や技術を拾い上げ、新たなモノに生まれ変わらせる
そんな思いで二つのブランドを運営しています。

BtoB事業

ブランド運営での経験やイタリアのテキスタイル産業・日本の伝統産業とのつながりを強みに
商品プロデュース、事業開発、コラボレーションも行っています。
企業、産業、地域に眠る“れなくなったもの”の中にある価値を見つけ、
課題解決型の事業を創出します。

代表取締役 大河内愛加

1991年横浜市出身。株式会社Dodici代表取締役。
ディレクター・デザイナー。
15歳でイタリア・ミラノに移住。 Istituto Europeo di Design ミラノ校(ヨーロッパデザイン学院。略称IED)広告コミュニケーション学科卒業。 2016年に、ブランドrenacnatta(レナクナッタ)を立ち上げ、日本とイタリアのデッドストックや伝統工芸品などの素材を組み合わせたアイテムを展開している。2020年にはブランドcravatta by renacnnatta(クラヴァッタ・バイ・レナクナッタ)を立ち上げ、着物をアップサイクルしたアイテムを展開。企業や伝統工芸の会社のリブランディングや商品プロデュースも手がける。現在は日本とイタリアの2拠点生活。

Awards

2019年 Forbes JAPAN「NEXT U30」選出
2020年 京信・地域の起業家アワード 優秀賞
2021年 京都女性起業家賞(アントレプレナー賞) 京都府知事優秀賞
2021年 ICC KYOTO 2021 クラフテッドカタパルト部門 準グランプリ
2023年 女性起業家大賞 グロース部門 特別賞
2023年 ForbesJAPAN「カルチャープレナー30」選出


Media

・Forbes JAPAN 2019.02.27  「可愛くて綺麗なものは作っていない」 イタリア発・哲学あるブランドの育て方 #NEXT_U30
・Forbes JAPAN 2020.05.26 コロナ禍でも「文化を止めない」──レナクナッタ・大河内愛加の決意
・Forbes US 2020.09.18 Innovations Incorporating Traditional Japanese Crafts Into Modern Life
・ツギノジダイ 2022.03.14 西陣織もアップデート ファンと育てる「文化を纏う」アパレルブランド
・designing 2022.9.29 文化を継いでゆくために。Dodici大河内愛加は「無理なく」挑む
・Forbes JAPAN 2023.04.13 「1200年続く伝統を残す」カルチャープレナーの未来の書き換え方